「小学校にあがる頃…お仕置きをされるのです。先ず全裸にされ、電話コードで体をグルグル巻きにし、ふとん叩きで殴ります。その他には、水風呂といって流し台にのせられ、気絶寸前まで水道の蛇口に口をつけてこじあけられ、全身びしょびしょになる位水につけられます。…理由もなく食事をさせて貰えないで、床にすわらされ“そこで見ていろ”…夜中じゅう親の寝ている足元で朝までポーズを取っているように命令されたり…」
「…寝ている所を上からお腹の辺りを足で踏んだり蹴ったり、目が腫れる程殴られたり、まだ傷口が治っていない所をぎゅうと押されたり、真冬に裸足で外に出されたり…」
「…台風かなにかで雨も嵐もすごかったが、このころは部屋にいれてもらえずベランダでねおきをしていた。…ベランダのすみでねていた私に、ビールびんでなぐりかかってきた。頭が切れた。血がいっぱい流れてきた。母親もおどろいていた。そのすきをねらって、外にとび出した。…」
「私が4歳のとき…母は、私の目の前でも義祖父と関係を持つようになりました。…その後です。…義祖父は、私にも同じことをしてきたのです。私はこわくて泣きじゃくり必死で抵抗しました。すると、彼は私が抵抗する気力もなくなるほど殴ったんです。もっとひどいのは、それを母は何も言わず、じっと見ていたのです。薄笑いを浮かべて。さらに手伝ったのです。私の手をぎゅうっと掴んで足を開かせ、義祖父のやりやすいように…」
「主人の事でイライラして、生後3ヵ月くらいから娘に暴力を、ふるっています。最初はほっぺをたたいたり、足をつねったり、タバコの火を押しつけたりしていましたが、子どもが大きくなると、蹴ったり水風呂に頭からつけたり、もう考えられないことをしてきました。でも、あとで後悔するのです。本当は苦しいのです。どうしていいのかわかりません。」
「…私自身がパニックになってビンタしたりしている時は止められない状態になり、殺してしまうのではないかと思っていました。息子も声がかん高く、泣くとキンキンしてよけい腹がたち、おこる原因は、やった何かより、その声で怒りが増大していたのです。…」
「私自身は両親に体を傷つけられたことはありませんが、言葉でずい分傷つけられたことが、今でも苦しい思い出として残っています。…夏の暑いある日、息子が泣いた時、私は1メートル位の高さから布団の上へ故意に、落としてしまったのです。…私はいつものようにハッと我に返り息子を抱き起こすと、布団に血がついていました。口にも血がついています。…私はきっと弱い人間なんでしょうね。わかっているのですが、強くなるにはどうしたらいいのでしょうか?私よりも苦しんでいる人は、もっといると思いますが、私も今、とても苦しいです。どうかお返事下さい。
そして虐待をしてしまっている親も、苦しんでいること、精神を病んでいること、その理由があること、わかってあげてください。…どうか、そんな親達を救ってください。親達が変わる糸口を見つけてあげてください。」
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